“会いに行ける”アイドル、ファンとの距離近すぎる？
「気軽に会いに行ける」。インターネットでの情報のやりとりや握手会など、今やファンにとって 身近な存在のアイドルが増えています。ただ、その近すぎる距離感のため、アイドルが被害を受けてしまう事件が後を絶ちません。
おととし５月、岩手県で開催された人気アイドルグループ、ＡＫＢ４８の握手会。のこぎりを持った男が メンバーの川栄李奈さん、入山杏奈さんと男性スタッフを切りつけ、負傷させました。
名古屋発のアイドルグループ、ＣＡＭＯＵＦＬＡＧＥ（カモフラージュ）。今年３月、メンバーの１人、 藤本美紀さん（２０）はマンションの玄関先で突如、男に襲われました。
「部屋の入り口の鍵を開けた後に、下の階からエレベーターで一緒だった人が２つ下の階から 階段で上がって走ってきた。口をふさがれたときに『あっヤバイ』って。すごく怖かったですね」（カモフラージュ 藤本美紀さん）
とっさに大声を出したことで男は逃走し、けがはありませんでした。しかし・・・
「ツイキャスというアプリがあって、動画配信ができるので、毎日続けていた。もしかしたら （事件は）それがきっかけだったかもしれないと思うと、あまりすすんではできなくなった」（カモフラージュ 藤本美紀さん）
ファン獲得のためには欠かせないインターネットやＳＮＳですが、それをきっかけにトラブルになる 可能性もあり、ファンとの距離感には気を使っているといいます。
「その距離感がなくなってしまうと、ファンを増やす機会が減ってしまったり、私たちもファンの方も スタッフさんもルールを守ってというか、一線を引かないと今回の事件みたいなことが起こってしまうのでは と思う」（カモフラージュ 山下もえさん）
（23日23:17）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2780713.html
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